三越伊勢丹がTポイント導入

三越伊勢丹ホールディングスが、カルチュア・コンビニエンス・クラブと業務提携し、2016年春より、三越伊勢丹の国内百貨店子会社で「Tポイント」の利用が可能になるということです。

百貨店最大手でTポイントが使えるということで、ポイント業界にも激震が走りました。

三越伊勢丹とは

三越伊勢丹ホールディングスは、2008年4月に伊勢丹が三越を取り込み、共同株式移転により、株式会社三越伊勢丹ホールディングス設立しました。

三越の起源は、1673年にまでさかのぼります。江戸時代に「店前現銀売り（たなさきげんきんうり）」や「現銀掛値無し（げんきんかけねなし）」でのし上がった越後屋が元祖です。

「三越」は、財閥の三井家の「三井」と創業時の「越後屋」を合わせて「三越」になりました。ブランドを作り、日本中に店舗を増やしていきます。しかし、1982年に「三越事件」が発生。岡田天皇と呼ばれる独裁体制の中で、独占禁止法違反や女性スキャンダルや贋作騒動が起こり、取締役会で岡田茂社長の代表取締役および社長解任が決定されます。

1990年代、売上が思わしくなくなり、2008年の伊勢丹との合併にいたります。

伊勢丹は、1886年に創業者の小菅丹治が神田に伊勢屋丹治呉服店を創業したのが始まりです。1923年に関東大震災が起こり神田店は燃えてしまうのですが、1930年に株式会社伊勢丹を設立。1933年に新宿本店がオープンしました。第二次大戦も乗り越え出店を進め、2008年に三越と合併。2015年10月現在、新宿店、立川店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店、新潟店、静岡店、京都店などを運営しています。

三越伊勢丹でTポイントを使うと

まだTポイントが、何円につき1ポイントなのかは、発表されていません。

Tポイントは、提携先によって100円につき1ポイントなのか、200円につき1ポイントなのかが変わってきます。

TSUTAYAは200円につき1ポイント。

Amebaは100円につき1ポイント。

東急ホテルズは100円につき1ポイント。

カメラのキタムラは200円につき1ポイント。

ファミリーマートは200円につき1ポイント。

スリーエフは200円につき1ポイント。

ガストは200円につき1ポイントです。

この傾向からすると、三越伊勢丹では、200円で1ポイントになる気がします。ただ、東急ホテルズが100円につき1ポイントなので、高価格帯は100円で1ポイントになるのかもしれませんが。

100円に1ポイントで伊勢丹三越で買い物できればいいですが、200円につき1ポイントだとちょっと物足りないですね。もちろん、キャンペーンなどは行われると思いますが。



最強カードベスト3

どのカードが最強のポイントカードなのでしょうか。例えばドラッグストアでいえば、還元率で考えるとくすりのダイイチの3.3333％、丘の上薬局の3.3333％などがトップクラスです。

しかし、くすりのダイイチは西東京中心に7店舗、丘の上薬局は多摩センターなどに3店舗しかありません。

還元率ももちろん重要な要素として考えながらも、なるべく多くのところでポイントを貯められることを考えると（結局そのほうが早く貯まる）加盟店が多くある、クレジットカードがいいということになります。

また、リアル店舗のみならず、インターネットでの買い物も重要です。そこでのポイント高還元率、使いやすさも考えると、楽天カードとYahoo!JAPANカードがオススメです。

楽天カードは、楽天市場でドラッグを購入すると、楽天スーパーポイントが4倍、還元率4%になります。楽天スーパーポイントが使えるドラッグストアは、マザーピア、ヴァインドラッグ、ケンコーコム薬局などです。

Yshoo!JAPANカードは、100円につき1ポイントのTポイントが貯まりますが、Yahoo!ショッピングとLOHACOでドラッグを購入すると、3倍のポイントが貯まり、還元率3%となります。Tポイントが使えるドラッグストアは、ウェルシア、ハックドラッグ、ドラッグイレブン、ドラッグユタカ、ドラッグストアmac、金光薬品などで使えます。

 

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